精神疾患と共に生きる|この7年を振り返って

自己紹介

さてさて、ここ最近は筆者は安定した生活を送り続けており、そのためにあんまりブログのネタが浮かばないのが困りの種になっています。

そんな中、ちょっとしたイベント?があったことを思い出したので、こうして記事にしようと思った次第です。

まぁ自分語りなので、需要はありませんが少し僕の箸休めにお付き合いください。

切っ掛けは7年前

さて、7年前というと、現時点から起算すると2019年になります。その頃に何があったかと申しますと、別居と子の連れ去り、そして離婚裁判です。

まぁ子の連れ去りや裁判云々に関しては、今回は本筋から脱線してしまうので、機会があればにしましょう。

男性というのはかくも弱いもので、筆者も例に漏れず、病みました。というより精神疾患を発症しました。原因は元妻からの経済的DVと子の連れ去りです。

子の連れ去りー誘拐により、物理的に息子との面会が出来ないことにより、極度のストレスに晒された私は、抑うつ状態 and/or 鬱 と診断されました。

当時はなんとか自殺を試みようとも思いましたが、人間簡単には死ねない物です。実際、仕事でも首吊り未遂の患者を診たことがありますが、まぁ生かされるのは惨たらしいですね。

実家への出戻り、そして断薬

離婚当時、まだ私は元妻の地元 沖縄に居を構えていました。しかし、縁もゆかりもない土地で、息子にも会えなくなった私にとって、沖縄には何の価値もありませんでした。

事実、沖縄で暮らそうとした本土の人間は、男性は病んで帰る。女性は水商売や風俗に落ちる。というのがセオリーだと職場で聞いていたので、なるほどという感じでした。

その為、親の心配もあり、実家へ出戻ることになりました。

この時、元友人からのスカウトがあり、大阪の某中小規模病院へ転職することになります。

内容は、「技士長が退職する。僕が透析が分からないから、透析を見てほしい。」といったものでした。しかし、蓋を開ければ嘘だらけ。透析室室長として主任で着任したのも束の間、元友人は循環器のDr.と共に、チームごと他の病院へ転職してしまいました。元友人は私が入職時、技士長として業務に当たっていましたが、転職によりそのポストが空いたため、当時の事務長から「お願いだから辞めないでくれ」と懇願され、技士長兼透析室室長として勤めることになりました。

最初は仕事も順調だったため、当時、調子が乗っていた私はイフェクサーSRカプセルの服用を止めてしまいました。もちろん医師と相談の上です。

しかし、罹ったクリニックが悪く、調子を崩した際に再処方を頼んだものの、処方量がとんでもない状態で出されたため、躁状態となり、結局別のクリニックを受診する事となりました。

そこで医師から「疲れている時は休まないと。」と言われ、エビリファイを処方されました。

透析室の閉鎖。そして伝説の180日連休へ

コロナ禍の中、病院と透析室の立て直しの半ば中核を担わされた私は、大阪府の補助金を基とした医療機器の選定・購入やコロナ病棟の立ち上げなど、様々な業務を背負わされることになります。

そんな中、病院が循環器内科の再起動を!と言い出し、医師と技士の確保に急に舵を切り出しました。そして突如として、僕を飛び越え、残っていた非専門医の循環器医と事務長が、外から技士長を雇ってきたのです。

そう、私はお払い箱でした。

突如として舞い降りた話に、私も何が何やら。後輩たちも困惑気味でした。

外から来た技士長はパワハラの権化の様な人間でした。

病院も僕を辞めさせたかったのでしょう。様々な嫌がらせを受けました。

そしてある日、私は明日動かないほどの怠さに見舞われ、そのまま休職に至りました。

半年ほどの休職を経て職場復帰したわけですが、復職するかしないかのタイミングで、衝撃の発表がありました。「透析室を閉鎖する」と病院が宣言したのです。

確かに患者数は少なかった。しかし、何の自助努力もせず、「患者が減ってきたから~」「周りに透析施設が増えたから~」という理由で閉鎖するのはどうかと思ったわけです。

しかし、相手は病院。雇い主です。簡単に方針転換するわけもありませんでした。

私は「透析室を立て直してほしい。と言われて来たのに、閉鎖とはなんだ。それなら僕はもう必要ないでしょ。」となり、退職することにしました。

この時、地元に出来たばかりの某医療センターに履歴書を出しており、(まぁ採用されるだろ)と甘く考えていたことが躓きの始まりでした。

結果として、採用は見送り。退職も迫っていた為、休職を挟んで退職。休職手当を受給しながら就職活動をすることとなりました。

ここからの半年は、知る人ぞ知る。毎朝毎晩のX(旧Twitter)のスペース三昧。暇を持て余していたのもありますが、結局は社会復帰のリハビリという意味でも丁度いいものでした。まぁスペースの話はここでは割愛します。

就職活動に際してあった事件に関しては、別記事をどうぞ。

内定取り消しをされてしまった場合の対処~慣習と労働基準法~
今回は筆者が半年の求職活動中に起こった珍事件についてご報告したいと思います。その名も【内定取り消し事件】です。法曹の方からすれば語弊も甚だしい。と思われるかもしれません。しかし、我々医療従事者の就職活動のその特殊性に少しでも触れていただき、…
内定取り消しをされた場合 Part2
おはこんばんちわならもう3カ月ほど前になりますが、こんな事件がありました。筆者、なんと内定取り消しという事件に遭遇してしまったんですね。今回はその後、筆者がどのような動きをして解決?に至ったかを書いてみようかと思います。では内定取り消しの最…

180連休明け、精神疾患差別の院長のもとへ

様々なエージェントを駆使し、漸く新しい職場へありつけた私は、神戸は西区にある某眼科病院へ就職することになります。主科が眼科というだけで、200床無い中小病院です。

ここに就職し、3カ月が経ったある日の事でした。

3カ月といえば、一般的に試用期間の終了を意味します。例に漏れず、私も試用期間の終了が迫っていました。

その職場では、試用期間の終了には院長の面談があるということで、(面倒くさいな~)と思いながら待っていたのですが、そこで放たれた言葉は強烈なものでした。

「精神疾患なんてのはね!!甘えなのよ!!あんなものは自分に甘い人間しかならない!!」「なんで面接のときに言わなかった!!言えば雇わなかったのに!!」と、精神疾患差別のオンパレードでした。女医とはいえど、一代で病院を築いた外道です。中々に思想も尖ったものでした。

結果として、「試用期間をもう3カ月延ばす!!その間に辞めるか決めなさい!!」と暗に退職を迫られました。驚きでしたね。ハハハ。

試用期間の延長と労働基準法
さてさて今回は全く毛色を変えた記事です。テーマは労働基準法。なぜこんな記事を書こうと思ったのかも含めて、これから解説していこうと思います。尚、筆者の転職活動や半生に関しては下の記事で紹介していますので、興味のある方はご笑覧ください。では、よ…

事務長もこんな事態は初めてだったようで、困惑気味。透析室師長も憤慨していました。しかし、技士長だけは「ふ~ん。そっかー。」といった感じで、自分の部下がこういう状況なのに!!と当時は思いました。

まぁ今もですが、あの人は技士長の器ではないな。とは思っていたので、ある意味仕方ないのかもしれませんね。院長とその息子のYse womanでしたから。

この病院では、ブログの密告や、そこから派生する業務外しや退職勧奨など、様々なイベントが発生しました。

当時はそれらをネタに記事も沢山書いたものです。

技士の領分。看護師の領分
さてさて、今回は感情に任せて書いてみようシリーズの第n弾になります。 まぁこれ系の記事は、大体が筆者の経験談から出来ているので、特に引用文献もありません。 ただ、主観たっぷりに書いてしまうので少々読み辛い点があることはご承知おきください。 …
見ている人は見てくれているよ。の罠
「見ている人は見てくれているよ」という励ましに違和感を覚えた経験はありませんか?職場でのミス・評価・人間関係を背景に、励ましの言葉の裏にある心理と、自分の立場をどう守るかを考察します。
“もったいないわー!”の真意
退職面談で上司から言われた「もったいないわー!」は本当に称賛か?“追い出し部屋(閑職)”への異動を決めた側が、退職を惜しむ言葉を投げる矛盾に焦点を当て、退職届と退職願の違い、権限と責任、組織のパワハラ構造を整理する。
当ブログの運営方針と出処進退について
さてさて、ちょいとばかし巷を騒がせましたあの件について、筆者の見解?や事の経緯、そしてこのブログのこれからについて、少しばかり説明の機会を設けたいと思います。 ただ、当然今回の記事は本来の趣旨からは逸れる内容になります。また、刺さるのは一部…
退職とマネージメントについて
今回はちょっと趣向を変えてマネージメントについてについて、思うところがあるので書いていこうと思います。といっても、この分野は多岐に渡ります。僕が述べるのもそのただ一側面に限りません。ですが、今の職場の考え方にどうしても納得がいかないため少し…
技士としての人生~その軌跡~
臨床工学技士として十数年。療養型透析病院→総合病院(ICU/血液浄化・機器管理)→オンコール多い現場→技士長→透析クリニックへ——転職の判断、職場のいじめ・パワハラ、うつ・離婚などの転機も含めて「技士として生きる」軌跡を綴ったシリーズ導入編。

なんだかんだでこの職場も1年半くらいですかね。退職することになりました。最後の数カ月は透析室業務を外され、医療機器管理専任と言うなの退職部屋勤務でした(詳細は上の記事をご覧ください)。

人生初にして最悪のクリニックへ

さて、7度目の転職活動をしていた折、とあるクリニックから声が掛かります。

「これだけの経歴、是非技士長として来て欲しい」と。

引越しや交通手段の確保など、てんこ盛りになることは確実でした。しかし、まぁバカだったんでしょう。「技士長として」という甘言に釣られ、それであればーと決めてしまったんです。

結果は最悪でした。

医療法人格を取得していない、節税のための個人事業としてのクリニック。中抜きの為の親族経営のMS法人。何もかもが院長の意のままであるワンマン経営で、患者はそっちのけでした。

入職しても技士長に就かせることはなく、その時点で契約違反だと述べ、エージェントにもその旨は連絡しました(まぁエージェントは知らんぷりでしたが)。

また、技士長の件で事務長へお伺いを立てたところ、「弁護士を通せ!」と言ってきたのです。

挙句、返事も「リーガルチェックはしてるから」と、実に攻撃的なものでした。

普通、職員に対して弁護士使って話してきたりはしませんよね。しかも、貰った返事の最後には「これ以上逆らうなら裁判を起こす」とまで書いていたのです。一体何の罪状で裁判するんですかね(笑)

ネスプの投与も2週に1回、Hb7~8は当たり前。Calcimimeticsも使わず、ビスホスホネート系薬剤でPTHはぐちゃぐちゃ。ガイドラインも全然知らない上に、非専門医の高齢者。

ま、どだい無理があるんでしょう。

技士も最悪で、先輩の私に対して、輸液ポンプがドロドロなので拭いていると「俺の靴も拭いてくれや」という始末。どういう躾を受ければ、人に対してそんな発言が出来るんでしょうね。この後輩技士の子供も可哀そうですね。こんな人間に育てられるんだから。

年上の後輩技士も、全く知識がなく使い物にならず、コンソールメンテナンスも碌にできない始末。水漏れは日常茶飯事でした。

おまけに院長の命令で、技士が内科外来の採血をしている事態。これは明確に医師法と臨床工学技士法に違反する事態で、技士免許が剥奪されても文句は言えません。私は「それは法律違反だ」と上申し、頑なに業務を拒否しました。当然です。

就職した翌年、職員の立て続く退職の波の中、自身も退職することにしました。

実に8度目の転職活動です。

そして8度目。再度急性期病院へ

何だかんだで離婚して7年。今の職場で4カ所目になります。

今の職場もメインは透析ですが、相変わらず仕事を荒らす筆者は、緊急カテを呼んだり、CHDFを呼んだりと、周りを掻き乱しております。

社会人になって16年

正直、ここまで順調に仕事が進んでいる事は中々無いため、筆者としてはとても不安な日々を過ごしています。

プライベートでの変化

8度目の転職をなんとかこなしている最中の筆者ですが、つい先日、実はある手帳を取得しました。

【精神障害者手帳】です。

等級は3級。級としては一番軽いものです。

しかし、ふと思ったのです。

「あ、手帳が取れたということは、もう自分は普通ではないんだな。」と。

SNRIや精神安定剤、不眠症治療薬を服用し続けて約7年。

ある意味諦めとも取れる境地に至ったのがついここ数日です。

初対面の人には「健常者」に見えます。しかし、それは私が「健常者として振る舞っている」からに過ぎません。

先にも述べたように、減薬や断薬をすれば調子を崩し、その度にDose up/downを繰り返す日々。ある意味で、これら無しには生活できないのだろう。という諦観ともとれる心境です。

主治医に「もう自分は普通じゃないんでしょうか?」と質問しました(いやはやすみません)。

主治医としての答えはNoでした。

「何年も通院していても、調子が上向いて薬が無くなる人もいれば、やはり中々離脱できない人もいる。それに、手帳も数年ごとの更新制。途中で薬が不要となり、結果として申請しない人もいる。」という事でした。

なんとも複雑な心境ではあります。諦めずに治療に来なさい。ということなのか、それとも治らない。という事なのか…

しかし、ある意味で自分のこの病気を受け入れるのに7年かかりました。

マズローの5段階(笑)的に言えば「受容」のプロセスですが、長いものですね。

父親の自殺を受け入れるよりも何倍と時間を要しました。

これからは、鬱/適応障害という自分を受け入れ、共に生き、そしていつかその片方の時分が消える時を静かに待ちたいと思います。

あとがき

いや~思い立ったが吉日。半日でこの記事書き上げました。

ま、所詮は僕のお気持ち表明脳内アウトプット記事なので、そんなに苦労はしてません。まして途中から気付いたら大脱線していたので、修正するのに大分苦労しました。

まぁこの記事を見つけ、読むお方は相当マニアックだと思うので、Xでのポストはしませんが、よきにお取り計らい下さい。

さ、本業も順調ですが、JSDTでの発表も控えているのでちょいと頑張りますか~

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